正しい知識で悩みを解消!誰にも聞けないケジラミのはなし

ケジラミについて

ケジラミの蔓延は世界中で見られ、すべての人種、民族および社会で発生しています。
ケジラミは病気を伝染させたりはしません。ただし、痒さのあまり掻きむしることで、ひっかき傷から二次的な細菌感染を起こす可能性はあります。

ケジラミには3つの形態があります。卵→幼虫→成虫と成長していきます。
(写真提供:兵庫医科大学皮膚科 夏秋 優先生)

卵:毛の根元にしっかりと付いていますが、大きさが1mm以下と小さいので見つけにくい場合があります。形は楕円形で、通常は黄色から白色をしています。卵が幼虫に孵化するのには、約6〜10日かかります。

幼虫:形は成虫と同じで、サイズが小さく、成虫になるまで約2〜3週間かかります。幼虫も生きるために血を吸わなければなりません。

成虫:カニに似ています。大きさは1.5~2mmくらいです。ケジラミには6本の足がありますが、2本の前脚は非常に大きく、カニの挟み爪のように見えます。色は黄褐色から灰色がかった白色で、成虫は生きるために血を吸います。人から離れると、1〜2日で餓死します。

ケジラミに関するFAQ

どこに寄生しますか?
ケジラミは通常、陰部周りの体毛の根元近くに見られますが、脚、脇の下、ひげ、眉毛、まつげなど、産毛以外のすべての体毛にも見られることがあります。また、子供の眉毛やまつげにも付くことがありますが、一般的に子供たちの間で流行する髪の毛に付くシラミはアタマジラミで、ケジラミではありません。
感染経路は?
ケジラミの主な感染経路は性的接触です。まれにですが、感染した人が使用した衣類、ベッドリネン、タオルなどを使用することによって広がる場合もあります。よくある誤解は、トイレの便座に座ると移るというものです。ケジラミは便座などの滑らかな表面をつかんだり歩いたりはできないため、便座で移ることは滅多にありません。
感染にはどうして気づく?
ケジラミは感染部位のはげしい痒みで感染に気づくことが多いですが、体質によっては痒みを感じない人もいます。陰部周りの毛、または産毛以外の体毛(脚、脇の下、ひげ、眉毛、まつげなど)に成虫や幼虫または卵を見つけた場合は、確実に感染しています。陰部が感染した場合、下着にケジラミの糞である黒っぽいゴマのような粒(血糞)を見つけることもあります。
ケジラミは自分で見つけられる?
多数は付かないため、見つけにくい場合があります。小さいので虫めがねを使うと見つけやすくなるでしょう。ケジラミはアタマジラミほど動きは速くなく、地肌近くに張り付いていて、一見ホクロのように見えます。
ケジラミかどうかわからない場合は?
感染について不明な場合は、受診をお勧めします。
従来品のスミスリンLシャンプータイプやスミスリンパウダーを使っても生きたシラミがいるなど、駆除できない場合は?
抵抗性のシラミに感染した可能性があります。
抵抗性シラミには「スミスリンシャンプープレミアム」をお試しください。
それでも駆除できない場合は、受診をお勧めします。

ケジラミ駆除のための注意点

ケジラミにはスミスリンパウダーが最適! 
誰にも気づかれず、薬剤を付けたまま外出も可能だから。

  • 陰部に使う場合は、毛が繋がっているお尻の方までしっかりと行き渡らせましょう。
    また産毛以外の体毛も要チェック! ケジラミのいる体毛すべてに薬剤を付けてください。
  • 前月内のすべてのセックスパートナーは感染のリスクがあるため、一緒に治療を!
  • 自分とそのパートナーの両方が治療を終えるまで、性的接触は避けましょう。

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